証明写真の服装
証明写真の用途別服装ポイントレッスン
サイズ感や色の選択で好印象を目指しましょう
求められるイメージを実現する服装の選び方と着こなしのコツをご紹介します。
スタンダードな服装が「信頼感」を醸し出す
履歴書や身分証明書など、どんな証明写真でも、スタンダードな服装が「信頼感」を醸し出します。
また軽快な印象を与えるには、ジャストフィットのサイズを選ぶことがとても大切。襟がくしゃっとよれていたり、肩にフケや髪の毛が落ちていたら、だらしない人間と思われかねません。撮影前に鏡を見てよくチェックしましょう。
服の色は壁と同色を選ばないほうが輪郭がくっきりと見えてよいでしょう。とくに写真の背景に白い壁を選ぶ場合、トップスも白にすると同化してしまう危険性があるので要注意。
履歴書写真 就活（新卒）用 証明写真
Point シャツ ネクタイ
ネクタイは、無地かストライプなどオーソドックスなものが◯。色によって与える印象が変わるので、スマートに見せたいときは青、情熱的に見せたいときは赤、明るく元気に見せたいときは黄色を選ぶのがオススメ。
Point スーツの色
黒かネイビーのダーク系を選びましょう。ストライプやチェックなどの柄物も避けたほうが無難です。お洒落さよりも真面目で堅実なイメージを演出して。
Point スーツのかたち
ジャストサイズを選ぶことが鉄則。購入の際は、ショップスタッフに相談し、きちんとサイズが合うことを確認しましょう。ボタンは、2つボタンなら上だけ、3つボタンなら真ん中だけ留めるのが基本です。
就活（中途）用 証明写真
Point シャツ ネクタイ
ネクタイの色は黒や、知性を感じさせる青系がオススメ。シャツは清潔感を演出する白を選びましょう。
Point スーツの色
黒や紺、グレー、茶など、落ち着いたカラーが好印象を与えます。派手な色や柄のものは避けたほうが無難。
Point スーツのかたちなど
シャツとスーツはしわや汚れのないようクリーニングに出したものを着用し、清潔感と誠実さをアピールしましょう。くたびれたスーツはだらしない印象を与えかねません。
アルバイト用 証明写真
Point 色
黄色や水色などのパステルカラーが爽やかさをアピールできてオススメ。柄物や大きいロゴの入ったものは避けたほうがよいでしょう。
Point 首元
襟元のボタンを一つ外すと首回りがすっきりとし、シャープな印象に。
Point その他サイズ感など
だらっとしたデザインはだらしない印象を与えかねません。シャツやポロシャツなど襟つきがオススメです。ピアスやネックレスなどのアクセサリーも外しましょう。
派遣社員用 証明写真
Point
ビジネスシーンを意識したスーツにネクタイが基本スタイル。黒かネイビーのダーク系カラーのシンプルなスーツに、黒や知性を感じさせる青系のネクタイがオススメです。スーツ、ネクタイとも派手な色や柄は避けたほうが無難。シャツは清潔感を演出する白を選びましょう。
ジャストサイズのスーツを選ぶことも重要なポイント。くたびれたもの、シワや折り目があるものはだらしないイメージに。きちんとクリーニングに出した清潔なシャツとスーツを着用し、好感度アップにつなげましょう。
資格試験用 証明写真
Point
準正装できちんとした印象を与えましょう。社会人であればスーツにネクタイが基本。大学生であれば、白いシャツにジャケットなどの小ぎれいな服装、高校生以下でしたら学校の制服であれば間違いありません。シワや折り目はアイロンでとり、清潔感のある身なりを心がけましょう。
マイナンバーカード 証明写真
Point
マイナンバーカードは、金融機関など本人確認の必要な窓口で身分証明書として利用できるほか、意外と多くの場面で提示の機会があります。約10年間使用するため、流行に流されない、ベーシックなスタイルを選びましょう。プレーンな白や淡い色のトップスは爽やかなイメージを与えることができます。シャツの襟元のボタンを一つ外したり、Vネックやラウンドネックを選ぶとさらにすっきりとした印象に。シワや折り目はアイロンをかけて伸ばし、汚れのないものを着用しましょう。
運転免許証 証明写真
Point
運転免許証は身分証明書として提示する機会が多いため、恥ずかしくない服装で撮影したいものです。流行りのデザインよりもベーシックなスタイルのほうが社会性を感じさせて好感度アップ。白や淡い色のシャツを選ぶと爽やかに、さらに襟元のボタンを一つ開けるとシャープな印象になります。撮影前にボタンのかけ違いがないか、襟元がよれていないかチェックすることも忘れずに。
パスポート 証明写真
Point
パスポートは、海外旅行でほぼ唯一となる身分証明書。不要な警戒心を起こされないよう、好印象を与えたいものです。また成人は5年もしくは10年間と長期にわたって使用できるため、シャツやプレーンな形のトップスにカーディガンやジャケットなど、ベーシックなスタイルを選ぶと古さを感じさせないので◯。人物と背景の境界がクリアになるよう、背景と同じ色の服は避けること。ほかにも無帽、無背景など細かな注意点があるので、必ず外務省旅券課のHPで注意事項を確認しましょう。